男と女の恋愛心理探求好きになる好きにさせる心理学プライバシーの重要性

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プライバシーの重要性



  ホテル風学生寮の人気


 大学の学生寮というと一昔前は安かろう、悪かろうで、二人部屋と決まっていたものです。 ところが最近では、この手の学生寮は人気がなく、人が集まらなくなってきています。私の元 いた大学でも、一時は全寮制で、全人教育を目指したこともありましたが、70年代以後は、 寮は敬遠され、逆に空き部屋目立つようになってしまいました。 そこで、大学は寮を近代化し、テレビ、電話等の設備を整えたビジネスホテル形式の一人部屋に 改装しました。すると、費用は高いにもかかわらず入居希望者が多く、関係者はうれしい悲鳴を あげています。設備も好評だったようですが、学生にとって、なんといっても一人部屋で、寮規則などなく 自由に生活できることが、気に入ったようです。



■プライバシーの侵害に対する嫌悪感

 現代では、若者も自分の空間について大変に敏感です。自分と他者との境界をはっきりとさせています。 このようなテリトリー意識が明確だと、二人部屋の共同生活を楽しむことはなかなかできません。 二人でひとつの部屋を使用するわけですから、自分だけの空間はないのです。 独占的空間がないと安心できない人にとっては、共有では落ち着かないのです。 不満が溜まってしまいます。そこで、たいてい、一つの部屋を二つの空間に分け、 一応の境界線を設けて生活することになります。 しかし、そのように境界を決め、各自の空間を決めることにより、また、新たな空間が出てくるのです。 それは、たとえ線を引いたとしても、そう広くない部屋ではどうしても生活上、頻繁に境界をおかすことになります。 そうなると、おかされた方は自分のテリトリー、つまり個人的空間を相手におかされた、という意識が強く働きます。 テリトリーの侵害に対しては、人は強い怒りを感じるのです。そして、その侵害者に対しては、嫌悪感を抱くことになります。 つまり、同室の人に憤りを感じ、その人を嫌いになってしまうのです。




■男と女のナワバリ意識

人のテリトリーに入るときは、さして強い感情をもたず、気軽に入りますが、 人にテリトリーを侵害されたときは強い感情的反発を持つものです。この感情的反発は非情に原始的、本能的な反応なので、例えば狭い 部屋で、互いに相手の空間に入ることはやむをえないことである、というように相手の行動を頭で理解できても、感情的な反発は生じてしまうのです。

 比較行動学では、繁殖期に入ったオスのトゲウオは、自分のナワバリに入ってくるオスに向かって、ものすごい勢いで攻撃行動をします。 また、サルの集団でボスザルの近くに他のオスザルが近づくと、ボスザルはこれまたすさまじい勢いで攻撃行動をします。このようにナワバリをもった 動物には、そのナワバリに入ってくるものに、反射的に攻撃するメカニズムが、生まれながらにしてそなわっているのです。 そして、この本能的なメカニズムは、人間の場合も同様です。どんなささいな侵害でも、怒りが生じます。例えば、隣の人の机の上に物を置くとか、 ロッカーをちょっと無断で借りるなど、ささいなことが、原始的な怒りを触発させ、知らない間に恨みを買ってしまうことになります。 隣の人との関係は、小さな侵害をしないように気をつけることが大事です。
 ただ、トゲウオのオスもボスザルもメスの侵入には実に寛容で、それを歓迎します。つまり、おかさざるべからずのテリトリーは同性に対するもので、 異性にはむしろ、それは愛のテリトリーとなるわけです。 自分の部屋に彼氏、彼女を呼ぶというのは、好意の表現です。そして「部屋で自由にしていいよ」となると、 二人はかなり仲の良いの恋人ということが言えるでしょう。



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