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一日におきる気分の浮き沈み
肉体的活動力、忍耐力が最高に達する時間は何時頃か
どんなに相性の良いカップルでも、長い間暮らしていれば、 必ずトラブルの時期もある。しかも男と女は心身ともに微妙に違う。 その生理的な違いが、心理的なスレ違いを生むことも多い。 それを知っていれば、無用な 摩擦は避けられるというものです。
たとえばある朝のことです。夫が爽快に 目を覚ますと、妻はすでに台所で朝食を用意している。 包丁を使うコトコトという音が快い。夫は洗面所に行って 顔を洗い、歯を磨くと、なんだか精力があふれてきたような気がする。 エプロン姿で野菜を刻む妻の後ろ姿がいやにそそる。そこで 背中から妻に迫る。「何するの朝っぱらから」と嫌がる妻の言葉を無視して、 そのまま迫って、そして交わった。このエピソードを振り返って 夫は言う。「イヤイヤなんていうけど、そんなのウソに決まっている。 強引に迫ったら結構アイツは喜んでた。まだまだオレはタフだと思ったね」 こういう行為を心理学者に言わせると、「それは妻を強姦したということです。」 こうした夫の行為は愛情の交換ではなく、単なる性欲にかられた衝動だというだ。 なぜか「 午前八時頃というのは、男性の性ホルモンの分泌が最高になる時間帯なので、強い 精力を感じるのです。それで男性は、つい妻に迫ったりする。ところが妻の方は そうではない。強姦されたような悲しさと怒りを感じます」 体内の性ホルモンの分泌が、男と女とでは微妙なズレがある。それを無視して 一方的に行為をすると、 妻は「ウチの夫は性的異常者ではないか」などと思ったりすることになるから 気をつけなければならない。 女性が生理の前にイライラすることは知られているが、同じような現象が男女共に一日の サイクルの中でも起きる。 それを理解していないとパートナーが気難しく感じてきてスレ違いが生じるようになる。
とくに注意しなければならないのは夕刻です。
午後四時
身体の新陳代謝が、一日の後半に備えて変化し活発化する。 そのため体がほてったり、汗をかいたり、息をするのが重くなることがある。 不安感、ストレス、憂鬱感で気分がすぐれない。
午後五時
臭いや味の感覚が最も鋭くなる。何を食べても美味しいのはこの時間です。
また聴覚も敏感になる
午後六時
肉体的活動力が最高の時間で、力と忍耐力は一日で最高に達する。
午後七時
血圧が最高になり、ホルモン変動がおこる。 そのため感情が激しく揺れる。イライラしてイザコザが怒りやすい時間帯です。
午後十時
ホルモン水準と体温が低下し、体の全活動が低下する。呼吸は遅くなって眠くなる。 唯一聴覚だけは最も敏感になる。
人間というのは夕方から夜にかけては一時的に精神に変調をきたしイライラする傾向があります。 この時間帯に告白をするとＯＫされる可能性の低い場合でもＯＫされやすいという話もあるようです。